不動産売却ガイド 編集者

不動産売却ガイド 編集者



売却交渉をする場合のアピールポイントとは

土地や建物といった不動産は、一般的な商品の売買とは大きく異なるところがあります。たとえば自動車や貴金属などを売りたい場合には、ディーラーや専門のショップに出向いて査定を受け、その査定価格で直接売却するのが普通です。

しかし土地や建物の場合には、不動産会社の査定を受けること自体は同じですが、この会社が直接買い取る場合と、購入するのは土地や建物を求めている個人であって、あくまでも買いたい人と売りたい人を結びつける仲介だけを行う場合とにわかれます。

実際の取引ではこの仲介のパターンが圧倒的に多いため、査定価格が高かったとしても、その後の購入希望者との交渉のなかで妥協して値下げをすることもあれば、購入希望者そのものがなかなか見つからないために値下げを繰り返さざるを得ないということもあります。

このように査定価格だけで一喜一憂したとしても、実際の売却価格には結びつかない可能性があるところは不動産売買の大きな特徴です。

そこで最初の段階からできるだけ高く売るための戦略を練っておくことが重要といえます。

そのアイデアとしてはいくつかありますが、査定についても複数の会社に依頼をして、高く売れるポイントを明確に提示してきた会社を選ぶことが挙げられます。

査定には机上査定と詳細査定のふたつの種類があり、前者は過去の売買事例のデータを場所や面積にあてはめて机上で計算する方法、後者はスタッフが直接現地を確認して物件の特性を加味して査定する方法となります。

できれば最初から詳細査定でプロの視点から物件をくわしくチェックしてもらうと、駅や公共施設に近いなどの立地条件、太陽光発電システムやシステムキッチンなどの設備の充実度などといった、その物件ならではのメリットが把握しやすくなります。

これらは実際に売却交渉をする場合のアピールポイントに使えますので、当然ですが交渉の切り札を多く見つけられる不動産会社に依頼をするほうがより有利です。
ほかにも物件そのものを購入しやすい状態にしておくことが挙げられます。

これは住宅の場合であれば、あらかじめクロスの張り替えなどのリフォームをしたり、リフォームまではいかなくても専門のハウスクリーニングの会社に依頼して清潔にしておくことなどが考えられます。
リフォームはバス・キッチン・トイレなどの水回りを含めると、配管の関係でリフォーム費用も高額になってしまいますので、売却を予定する価格とリフォーム代金とのバランスを踏まえた判断をするのが適当です。

また土地を売却する場合であれば、隣接する土地の所有者との境界確認をして境界杭を現地に明確に設置しておいたり、測量をして正確な面積を明らかにしておくことが考えられます。
土地を購入した後のトラブルで多いのはやはり隣接地との境界トラブルですので、あらかじめ買主がそのようなリスクを負わないように対処しておけば、売却価格をアップさせることにつながります。


不動産売却ガイド 編集者

不動産売却ガイド 編集者

不動産鑑定事務所での勤務経験を活かし、不動産に関する話題を幅広く収集して、読者の方に役立つ情報をご提供できるよう努めています。

> トップページに戻る